パーフェクトコーディング理論について

前回コーディングについて書いた。今回はビタミンの、大量摂取が必要だという根拠となる理論でパーフェクトコーディング理論について。

この理論は人間の弱点と言われており、何故病気の罹患など個人差が出るかという理由付けにもなる。

コーディングの図式は、DNA→転写→RNA→翻訳→酵素タンパク→代謝産物という風になる。

もし酵素から代謝産物を作ろうとするとき、協同因子(補酵素など)の助けが必要である。例えば副腎皮質ホルモン合成に必要なヒドロキシコレステロールの反応はコレステロールにニコチン酸が働きがけが必要である。このコレステロールである基質に協同因子であるニコチン酸が働く事により代謝産物であるヒドロキシコレステロールが出来上がるということになる。

この基質と協同因子は、錠前と鍵の関係にあり上手くかみ合わないと反応を起こさないというややこしさがある。これはDNAのアミノ酸配列が万人に共通でないため上手く反応しない場合がある。大まかに見れば人の形をしているが、顔を見れば一人一人違うのと一緒である。

基質と協同因子は、全体として熱運動による[ゆらぎ]によりブルブルと震えていて、そのためぴったりと鍵と錠前がはまる瞬間がなければいけない。2つの分子が結合する確率のことを『確率的親和力』(パーフェクトコーディング)といわれている。

確率的親和力が10分の1であれば10回に一度の確率でしか結合がおこらず代謝産物ができないということになり、『コーティング効率が低い』ということになる。

確率的親和力は1を100%結合するとかんがえる。

代謝の種類は数千といわれており全てにおいて確率的親和力が1である事は考えられず、何かしら体質の弱点がある。

この弱点を補う考えとしてメガビタミン主義という思想がある。

例えば先ほど出てきたコレステロールをヒドロキシコレステロールに変える酵素と、ニコチン酸の確率的親和力を0.1とするとニコチン酸を10倍の濃度にすると確率的親和力は、1となり100%結合し代謝産物をスムーズに作る事ができる。

ちなみにニコチン酸とはナイアシンといわれビタミンB3の事である。このビタミン、最近統合失調症に効果があると言われているビタミンである。アミノ酸であるトリプトファンからでもB2.B6の力を借りて体内で作る事ができるが60対1の割合というかなりの量のトリプトファンが必要になるため、不足しやすいビタミンである。不足するとペラグラの原因(記憶障害、統合失調、日光などの刺激で皮膚炎)となる。

人間の個体差で補酵素であるビタミンは100倍、ミネラルは10倍の確率的親和力の個体差があるらしい。

ビタミンやミネラルなどの中には許容摂取量があるものもあるが、ギリギリまで摂取した方が良いように思う。

少し話はずれるが特に日本の女性の鉄不足は深刻らしい。外国では鉄分不足の女性は出産させてもらえない国もあるらしい。出産や妊娠を控えた方は、なるべく補酵素、補因子である、ビタミン、ミネラルの摂取を心がけた方が良いみたいです。

次回は少しづつビタミンの話や代謝について書いて行こうと考えていますのでよろしくお願いします。